名古屋にある「THE APARTMENT STORE」という、おおきな大人の宝箱のようなお店があるのはご存知ですか?
どこからやってきたんだろう?というアンティーク家具、雑貨、古い名もないものたちが、屋根裏部屋のような店内にぎゅっと陳列されて、新しい出逢いを息をひそめて待ち構えている、そんな静かな気迫を感じるショップです。
今回のエプロンは、AS2OVのキャンバスエプロンをベースにアレンジ。「THE APARTMENT STORE」スタッフの皆さんが着用したストアの写真と一緒に、このワークエプロンが出来た経緯をお話していただきました。

もともと、ストアインファクトリーの代表の原さんに出逢ったのは、名古屋のフィールドスタイルというイベントがきっかけです。原さんが UNBY GENERAL GOODS STOREのブースにお越し下さった事から。
そこから、原さんのお店「THE APARTMENT STORE」でAS2OVのアイテムを展開くださっていたのですが、一緒に別注アイテムを作ってみましょう、となったのは自然な成り行きだったのかもしれません。

原さんは、アンティークアイテムの搬入、修理、はたまた家具制作などもされるのでエプロンやワーク着が必需品。
エプロンにインパクトドライバーや工具類を入れられているのですが、かなりの重さとなるため首掛けエプロンは大変疲れる、とのこと。
でも、もともとAS2OVのキャンバスエプロンの持っている少しぶっきらぼうなワーク感は残したい。
そこで、別注エプロンは、従来のキャンバスエプロンの首掛け仕様を肩掛けエプロンに変更、丈の長さを調節できるようにしました。

作業によって、動きやすい方が良いときもあれば、汚れないようにカバーしたいときもある。このエプロンはスナップボタンで長さを調整出来ます。

女性スタッフさんが着ているのもとってもいい感じ。なんて理想的なお写真なんでしょうね(感動!)
肩掛けタイプが欲しいーというお声もきいておりましたので、女性のワークエプロンにもおすすめです。

まるで、THE APARTMENT STOREの店内の空気が伝わるよう。
AS2OVは、こんな素敵な空間でどんな顔をして並んでいるんでしょう。すこし、すました顔で並んでいるかもしれませんね。

原さんからこんな嬉しい文章をいただきました。

「もともとAS2OVのファンだった僕たちは2018年の冬、
名古屋で行われたFIELD STYLEというイベントに出店しました。

幸運にも僕たちの斜向かいにAS2OVのポップアップストアが出店されていることを知り、
自分たちのブースに建てていた古材の小屋を作り終えた後、

一目散に斜向かいのブースに伺いました。

さらに幸運だったことはそこでAS2OVのボス冨士松さんとお話をすることができたことです。

僕は実際に使っている鞄やエプロンを見てもらいながら、
当時計画中だったSTORE IN FACTORYとTHE APARTMENT STORE、
そして工房のstudio trussを一つにまとめるプロジェクトについてお話しさせていただき、
その新しいお店でAS2OVのお取り扱いをさせていただきたいという想いをお伝えさせていただきました。

あの日からずっと念願だったSTORE IN FACTORYの別注エプロンを作っていただけることになりました。
沢山のネイルや工具、インパクトなどを装着しても耐えれるように首ではなく肩に負荷のかかる仕様になっています。
またSTORE IN FACTORYでの多種多様な作業内容にも対応するため、
丈を長くしたり短くしたりすることができるようになっています。
現場での作業や家具の運搬などでは短めに、木材の加工や溶接作業などでは長めの仕様にできたりと様々な用途に対応しているワークエプロンです。
まるでAS2OVの鞄そのものがエプロンになったような贅沢なアイテムとなっています。」

ブラック、カーキの2色展開です。
キャンプにも、ワーク時にも、いっぱい使って、一緒にくたびれたいエプロンになりました。
原さんのエプロン姿、ぐっときちゃうなあ。また、THE APARTMENT STOREに行きたい!