NODEL POPUPの商品一覧
Interview with NODELdesign
2023年、新しいブランド「NODEL」のお取り扱いがはじまります。NODELの機能的かつ考えられたデザインのキャンプギアは、「これってキャンプギア?家具?」と思わせてくれる力があります。
AS2OVは、縫製メーカーとして、NODEL製品を収納出来るバッグとケースを制作いたしました。
7月15日よりUNBY三田店からはじまったNODEL POP UPツアーも好評な、NODELについてインタビューさせていただきました。
《POPUP詳細》
UNBY公式オンライン、UNBY直営店を巡っていたNODEL POPUPが好評の中、ついに最終日を迎えることとなります。あなたの気になっていたNODELのギアを楽しみにきてみてください。
UNBY公式オンラインでは、7月15日(土)~9月30日(土)まで開催。
直営店舗でも下記店舗、スケジュールにて開催。
現在UNBY原宿店で開催中です。
・三田店 7月15日(土)~7月23日(日)
・箕面店 7月26日(水)~8月2日(水)
・名古屋店 8月6日(日)~8月13日(日)
・原宿店 8月25日(金)~9月3日(日)
・心斎橋店 9月8日(金)~9月30日(土)POPUPツアー終了間近!
日曜日にご覧いただけるのは今週の24日(日)が最終となります!お見逃しなく!
NODELについて
Q1:UNBYは、プロトタイプのButterfly Lantern StandとButterflyTABLEを見せていただき、
その組み立ての簡単さと計算されたシンプルへの着地、真鍮パーツなどのマテリアルへのこだわりを感じました。
たくさんのものが溢れる中で、「作りたい」と強く想う気持ちが無ければこういった製品は作れないと思います。NODELを作りたいなと思ったきっかけはございましたか?「NODEL」の構想はいつくらいからあったのでしょうか?
キャンプを始めるキッカケになったのが、一昔前のキャンプ用品とは違い、現代の洗練されたギアとの出会いからです。その時感じた「これを使ってみたい」という衝動が始まりコンパクトで丈夫、それでいて綺麗なシルエットに魅了され、「自分が使ってみたい」から「自分もデザインを挑戦したい」という行動に変わりました。
それからキャンプを重ね、必要なモノ、便利なモノ、アウトドアでしかできないモノなどのスケッチを数百枚描き溜め、自作で試行錯誤してはフィールドでテストの日々が続き、キャンプYOUTUBEでのキャンプギア紹介の取材を受けたことで転機となりました。
その公開がキッカケとなり、インスタを通じて「かっこいい」「私も欲しい」「もっとデザインしたらきっと売れますね」などのお声をいただき、ただの自己満足ではない他人が欲しいデザインへ到達できたと実感し、本格的な始動を考えて行ったのが経緯ですかね。
Q2:ブランドが出来上がるまでに、大変だったことや苦労したポイントなどを是非教えてください。
まず大変だったことは、好きなものを好きな分だけ作れればいいのですが、ブランドとなると市場のポジションとオリジナリティが課題で、これだけブームとなっているキャンプ業界にあたらしいブランドとし成立させるにはかなり大変な作業とリサーチが必要でした。
多くの店舗に通い、市場調査や価格帯の情報収集から、キャンプ場ではフォロワーさんと会話しながらキャンプのスタイルの動向や流行りなどの最前線を把握する作業を経て、まだだれもやっていない新しいポイントを見つけることができました。
Q3: NODELをデザインをする上で大切にしてることを教えてください。
大切にしていることの一つ目は自分がそうであったように「これを使ってみたい」と思っていただくデザインであること。それはすなわち「体験」をデザインするということに重点を置いています。
キャンプそのものが、「ギアを持って行くこと」が目的ではなく、「ギアをつかった体験をしたい」が目的なので、全てのデザインは「体験」をカタチにしています。
もう一つ目は機能美=デザインということがNODELの信念で、表面的なデザインではなく、使い方や収納、保管方法、車への積載まで考えた機能すべてをデザインしています。高級な素材を使うことで価値を高めることや、飾るだけのものは、作らないことにしています。人に見せるためではなく、自分が体験するためのオリジナルを目指します。
最後に、NODEL=野に出るをコンセプトにしていますので現代社会の生活の中で、自分のいる場所が仕事場と自宅だけではなく、3番目の居場所として自分自身のココロの重心が整う「野」に出てNODELの商品をキッカケに新しい発見や、体験を得て欲しい願いです。
Q4: デザイナーご本人のお気に入りのアイテムはございますか?
Butterfly lantern stand とMAKIOKIですかね一番初めにデザインしたこともあり思い入れが深いです。複雑な設計と施策を長い期間繰り返し、やっと完成したお気に入りですね
AS2OVについて
Q5:AS2OVをコラボレーション相手に選んでいただいた理由などございましたら教えてください。
それは私がAS2OVの商品を尊敬しファンだったからです一番初めにショップでギアコンテナやバックパックを見た時に細部のディティールや強度、カラーや素材のバランスの良さに一目惚れしました。
いつかこういうバッグが自分でもデザインできたらいいなと思っていたところご縁があり今回のプロジェクトがスタートできたことに感謝しております。
NODELとAS20Vのコンセプトの相性がとても良いことを感じており、高次元な機能美、そして細部にまでこだわって物作りをしているクラフトマンシップを感じています。
NODEL+AS20V = NOS20V 企画を今後も継続展開希望です。
Q6:AS2OVのバリスティック素材を選んだ理由を教えてください。
もともと私は生地の知識があまりなかったので用途や重さ、収納するギアのデザインなどを伝えたところ富士松社長のアドバイスにより、共感を得て今回のバリスティックに決定させていただきました。
Q7:Forest Passengers、素敵なシリーズ名をありがとうございます。
出来上がったサンプルを見ていかがでしたか?また、シリーズ名はふっと思いついたのですか??
Forest passengers【森の乗客者】というファンタジックな名前なのですが【森】が乗り物だったら、乗車するときに持ち込むバッグはどういうものか。そんな発想で旅行する時のことを思い出し、車でも、列車で旅に出かける時に使うスーツケースやトランクなどは形や機能が積載などに特化して現代に至るデザインだと思います。
それではキャンプに置き換えた時に、森の中でどのように機能し、配置され、さらに車に積み込む順番やスペース、毎回使うモノや、よく取り出すモノなどの整理された専用のバッグがあったら、意外と余計なものを持っていかなくてもキャンプは成立するのだと気が付きました。それがこのレーベルの起源です。
キャンプギアを一通り揃え切った方々へ、最低限使うモノが一式入ったバッグセットを持ち出し、シンプルに野に出るというコンセプトもまた新しいキャンプスタイルなのではないでしょうか。
ベテランキャンパーBECKさんについて
Q8 :「野に出る」キャンプを始めるきっかけはなんでしたか?
キャンプを通じて多くの人とコミュニケーションが増えそれがコミュニティとなり、日常の時間軸では得られない体験や出会いがキャンプのきっかけとなり、今も継続できているのかなと感じます。人と繋がり、自分が成長していく過程もまた楽しみの一つです。
Q9 :野で使うアイテム・キャンプギア などを選ぶときの視点・ポイントなどございますか? 設営が早く、コンパクトになること。そしてパーツを出来るだけ少なく、組み立てない。自分の体験からですが、天候の悪化など、万が一の避難に大きく影響します。最近キャンプ場での事故や火災が多いことから快適さの追求も大事ですが避難しやすいポイントはもっと大切です
Q10 :ご自身も何年もキャンプをしてこられて、「2周回った(笑)」とおっしゃっていましたが
キャンプギア やキャンプに対して想うことは変化していきましたか?
また、それがNODELへのものづくりに影響していますか?
みなさん同じかと思いますが季節とキャンプ場と宿泊数に応じて持っていく量を調整していますね。出来るだけ過ごす時間を長く取りたいので収納一つ一つ見直しに入ってます。
フォロワーの方も同じ考えが多く出来るだけコンパクト化がはじまっています。その背景からFOREST PASSENGERSはこれからのキャンプの考え方にマッチできるのではないかと思っています。今後は少数で時短キャンプができるようになったらキャンプなではの凝った料理など贅沢な時間ができるかなと考えてます。
次はカトラリーかテーブルデコか調理回りのデザインをするかもしれませんね。
Q11 :UNBY POP UPについて一言お願いします!
今回はコラボ企画の商品をはじめ、NODEL designのSoloシリーズのpop upを計画いただき大変ありがたく感謝しております。
実際の商品を触れていただき直接お客様とお話しできる機会がとても楽しみであります。
私物も数点持参しますので普段使っている便利な収納など参考になれれば嬉しいです。
7月からのpop upツアーを楽しみたいと思います。
UNBY様については、デザイン案から試作のアップまでがとても早く対応いただき、さらにイメージ以上の仕上がりで大満足、大感謝であります。
ほぼ試作のままで完成まで至ったことにイメージを迅速にカタチにする企業力に驚きと尊敬です。
富士松社長ともデザインの話を通しとても勉強になり、モノ作りのスピリッツも共感いたしました。
また、スタッフの皆さんがキラキラ輝いていることに社風も素晴らしく、とても良いチームに囲まれシナジーをいただきました。
『NODEL』
デザイナー:BECK氏。
仕事と家、そして第3の居場所としての「野」自分の重心を整え、日常と非日常とのバランスを感じ取る自然。
「野」に出るためのデザインをコンセプトとして、インテリア発想からのアウトドア = NODELを提案していきます。NODELは2022年よりスタートのガレージブランド。日本産の資源や技術、そしてデザイナーが感じるキャンプをカタチにし、さまざまなプロダクトを創造していきます。
NODELのアイテムを見る
https://www.unby.jp/c/brand/unbyselect/NODEL